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JIS規格について

JISJIS K 2241 不水溶性切削油剤の種類及び性状

種類 用途
N1種 鉱油及び/又は脂肪油からなり、極圧添加剤を含まないもの。1号〜4号に細分する。
N2種 鉱油及び/又は脂肪油からなり、極圧添加剤を含むもので、かつ、銅板腐食が150℃で1以下のもの。1号〜4号に細分する。
N3種 鉱油及び/又は脂肪油からなり、硫黄系極圧添加剤を含むもので、かつ、銅板腐食 が100℃で2以下,及び150℃で2以上のもの。1号〜8号に細分する。
N4種 鉱油及び/又は脂肪油からなり、硫黄系極圧添加剤を含むもので、かつ、銅板腐食が100℃で3以上のもの。1号〜8号に細分する。

種類
動粘度

mm2/s (40℃)

脂肪油分

質量%

全硫黄分

質量%

銅板腐食
引火点

流動点

耐荷重能

MPa

100℃
1h
150℃
1h
N1種
1号
10未満
10未満


1以下
70以上
−5以下
0.1以上
2号
10以上
3号
10以上
10未満
130以上
4号
10以上
N2種
1号
10未満
10未満
極圧添加剤を含有し、5以下
2未満
70以上
0.1以上
2号
10以上
3号
10以上
10未満
130以上
4号
10以上
N3種
1号
10未満
10未満
硫黄系極圧添加剤を含有し、1未満

2以下

2以上
70以上
0.15以上
2号
10以上
3号
10以上
10未満
130以上
4号
10以上
5号
10未満
10未満
1以上
5以下
70以上
0.25以上
6号
10以上
7号
10以上
10未満
130以上
8号
10以上
N4種
1号
10未満
10未満
硫黄系極圧添加剤を含有し、1未満

3以上

70以上
0.15以上
2号
10以上
3号
10以上
10未満
130以上
4号
10以上
5号
10未満
10未満
1以上
5以下
70以上
0.25以上
6号
10以上
7号
10以上
10未満
130以上
8号
10以上




JISJIS K 2241 水溶性切削油剤の種類及び性状

種類 用途
A1種 水に溶けない成分(鉱油,脂肪油など)、界面活性剤などからなり、水に加えて希釈すると外観が乳白色になるもの。1号及び2号に分類する。
A2種 水に溶ける成分(界面活性剤など)単独、又は水に溶ける成分及び水に溶けない成 分(鉱油,脂肪油など)からなり、水に加えて希釈すると外観が半透明又は透明に なるもの。1号及び2号に分類する。
A3種 水に溶ける成分からなり、水に加えて希釈すると外観が透明になるもの。1号及び2号に分類する。

種類
外観
(室温)
表面張力
10−3N/m
表面張力(25±1℃)
不揮発分



質量分率%

pH
(25±1℃)
金属腐食
(室温, 48 h)
乳化安定度
ml(室温,24 h)
全硫黄分



質量分率%

泡立ち試験
ml(24±2℃)
硬水
油層
クリ−ム層
油層
クリ−ム層
A1種
1号
乳白色
80以上
8.5以上
10.5未満
変色がないこと
(鋼板)
0.5未満
2.5以下
2.5以下
2.5以下
5以下
1以下
2号
8.0以上
10.5未満
変色がないこと
(アルミニウム板及び銅板)
A2種
1号
半透明
又は透明
40未満
30以上
8.5以上
10.5未満
変色がないこと
(鋼板)
2号
8.0以上
10.5未満
変色がないこと
(アルミニウム板及び銅板)
A3種
1号
透明
40以上
8.5以上
10.5未満
変色がないこと
(鋼板)
2号
8.0以上
10.5未満
変色がないこと
(アルミニウム板及び銅板)

備考  不揮発分及び全硫黄分は、原液における性状を規定し、それ以外の項目においては、A1種は基準希釈倍率10倍の水溶液、A2種及びA3種は30倍の水溶液の性状を規定したものである。 希釈方法は、6.2による。



JISJIS K 2242 熱処理油 No.1

種類 用途 通称(参考) 相当するISO分類名(参考)
1種 1号 焼入れ硬化しやすい材料(1)の焼入れ用 コールド油 UHA
2号 焼入れ硬化しにくい材料(2)の焼入れ用 コールド油 UHB
2種 1号 120℃内外の熱浴焼入れ用 セミホット油 UHC,UHD
2号 160℃内外の熱浴焼入れ用 ホット油 UHE,UHF
3種 1号 油温150℃内外の焼戻し用   UHF
2号 油温200℃内外の焼戻し用   UHG

注(1). 合金鋼などの材料
(2). 炭素鋼などの材料



JISJIS K 2242 熱処理油 No.2

種類
性状
冷却性能(A法による)
安定度
動粘度
mm2/s
引火点
燃焼点
水分
油温 80℃
油温 120℃
油温 160℃
特性温度
800℃から400℃までの冷却秒数
特性温度
800℃から400℃までの冷却秒数
特性温度
800℃から400℃までの冷却秒数
粘度比
残留炭素分の増加
質量%
40℃
100℃
質量%



1
1
480以上
5.0以下
1.5以下
1.5以下
30以下
180以上
200以上
0.05以下
2
580以上
4.0以下
2.0以下
26以下
170以上
190以上
2
1
500以上
5.0以下
20以下
200以上
220以上
0.1以下
2
600以上
6.0以下
35以下
250以上
280以上
3
1
1.4以下
1.5以下
30以下
230以上
250以上
2
50以下
280以上
310以上



工作油剤関連法令

(1) 消防法(昭和23年 法律第186号)
(2) 毒物及び劇物取締法(昭和25年 法律第303号)
(3) 環境基本法(平成5年 法律第91号)
(4) 大気汚染防止法(昭和43年 法律第97号)
(5) 水質汚濁防止法(昭和45年 法律第138号)
(6) 下水道法(昭和33年 法律第79号)
(7) 廃棄物処理及び清掃に関する法律(昭和45年 法律第137号)
(8) 悪臭防止法 (昭和46年 法律第91号)
(9) 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律(昭和46年 法律第107号)
(10) 労働安全衛生法(昭和47年 法律第57号)
(11) 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年 法律第117号)
(12) 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 (平成11年 法律第86号)

 

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