![]() |
種類 | 用途 |
N1種 | 鉱油及び/又は脂肪油からなり、極圧添加剤を含まないもの。1号〜4号に細分する。 |
N2種 | 鉱油及び/又は脂肪油からなり、極圧添加剤を含むもので、かつ、銅板腐食が150℃で1以下のもの。1号〜4号に細分する。 |
N3種 | 鉱油及び/又は脂肪油からなり、硫黄系極圧添加剤を含むもので、かつ、銅板腐食 が100℃で2以下,及び150℃で2以上のもの。1号〜8号に細分する。 |
N4種 | 鉱油及び/又は脂肪油からなり、硫黄系極圧添加剤を含むもので、かつ、銅板腐食が100℃で3以上のもの。1号〜8号に細分する。 |
種類 |
動粘度
mm2/s (40℃) |
脂肪油分
質量% |
全硫黄分
質量% |
銅板腐食 |
引火点
℃ |
流動点
℃ |
耐荷重能
MPa |
||
100℃ 1h |
150℃ 1h |
||||||||
N1種 |
1号 |
10未満 |
10未満 |
− |
− |
1以下 |
70以上 |
−5以下 |
0.1以上 |
2号 |
10以上 |
||||||||
3号 |
10以上 |
10未満 |
130以上 |
||||||
4号 |
10以上 |
||||||||
N2種 |
1号 |
10未満 |
10未満 |
極圧添加剤を含有し、5以下 |
− |
2未満 |
70以上 |
0.1以上 |
|
2号 |
10以上 |
||||||||
3号 |
10以上 |
10未満 |
130以上 |
||||||
4号 |
10以上 |
||||||||
N3種 |
1号 |
10未満 |
10未満 |
硫黄系極圧添加剤を含有し、1未満 |
2以下 |
2以上 |
70以上 |
0.15以上 |
|
2号 |
10以上 |
||||||||
3号 |
10以上 |
10未満 |
130以上 |
||||||
4号 |
10以上 |
||||||||
5号 |
10未満 |
10未満 |
1以上 5以下 |
70以上 |
0.25以上 |
||||
6号 |
10以上 |
||||||||
7号 |
10以上 |
10未満 |
130以上 |
||||||
8号 |
10以上 |
||||||||
N4種 |
1号 |
10未満 |
10未満 |
硫黄系極圧添加剤を含有し、1未満 |
3以上 |
− |
70以上 |
0.15以上 |
|
2号 |
10以上 |
||||||||
3号 |
10以上 |
10未満 |
130以上 |
||||||
4号 |
10以上 |
||||||||
5号 |
10未満 |
10未満 |
1以上 5以下 |
70以上 |
0.25以上 |
||||
6号 |
10以上 |
||||||||
7号 |
10以上 |
10未満 |
130以上 |
||||||
8号 |
10以上 |
種類 | 用途 |
A1種 | 水に溶けない成分(鉱油,脂肪油など)、界面活性剤などからなり、水に加えて希釈すると外観が乳白色になるもの。1号及び2号に分類する。 |
A2種 | 水に溶ける成分(界面活性剤など)単独、又は水に溶ける成分及び水に溶けない成 分(鉱油,脂肪油など)からなり、水に加えて希釈すると外観が半透明又は透明に なるもの。1号及び2号に分類する。 |
A3種 | 水に溶ける成分からなり、水に加えて希釈すると外観が透明になるもの。1号及び2号に分類する。 |
種類 |
外観 (室温) |
表面張力 10−3N/m 表面張力(25±1℃) |
不揮発分
|
pH (25±1℃) |
金属腐食 (室温, 48 h) |
乳化安定度 ml(室温,24 h) |
全硫黄分
|
泡立ち試験 ml(24±2℃) |
||||
水 |
硬水 |
|||||||||||
油層 |
クリ−ム層 |
油層 |
クリ−ム層 |
|||||||||
A1種 |
1号 |
乳白色 |
― |
80以上 |
8.5以上 10.5未満 |
変色がないこと (鋼板) |
0.5未満 |
2.5以下 |
2.5以下 |
2.5以下 |
5以下 |
1以下 |
2号 |
8.0以上 10.5未満 |
変色がないこと (アルミニウム板及び銅板) |
||||||||||
A2種 |
1号 |
半透明 又は透明 |
40未満 |
30以上 |
8.5以上 10.5未満 |
変色がないこと (鋼板) |
― |
|||||
2号 |
8.0以上 10.5未満 |
変色がないこと (アルミニウム板及び銅板) |
||||||||||
A3種 |
1号 |
透明 |
40以上 |
8.5以上 10.5未満 |
変色がないこと (鋼板) |
|||||||
2号 |
8.0以上 10.5未満 |
変色がないこと (アルミニウム板及び銅板) |
備考 | 不揮発分及び全硫黄分は、原液における性状を規定し、それ以外の項目においては、A1種は基準希釈倍率10倍の水溶液、A2種及びA3種は30倍の水溶液の性状を規定したものである。 希釈方法は、6.2による。 |
種類 | 用途 | 通称(参考) | 相当するISO分類名(参考) | |
1種 | 1号 | 焼入れ硬化しやすい材料(1)の焼入れ用 | コールド油 | UHA |
2号 | 焼入れ硬化しにくい材料(2)の焼入れ用 | コールド油 | UHB | |
2種 | 1号 | 120℃内外の熱浴焼入れ用 | セミホット油 | UHC,UHD |
2号 | 160℃内外の熱浴焼入れ用 | ホット油 | UHE,UHF | |
3種 | 1号 | 油温150℃内外の焼戻し用 | UHF | |
2号 | 油温200℃内外の焼戻し用 | UHG |
注(1). | 合金鋼などの材料 |
(2). | 炭素鋼などの材料 |
種類 |
性状 |
||||||||||||||
冷却性能(A法による) |
安定度 |
動粘度 mm2/s |
引火点 |
燃焼点 |
水分 |
||||||||||
油温 80℃ |
油温 120℃ |
油温 160℃ |
|||||||||||||
特性温度 |
800℃から400℃までの冷却秒数 |
特性温度 |
800℃から400℃までの冷却秒数 |
特性温度 |
800℃から400℃までの冷却秒数 |
粘度比 |
残留炭素分の増加 |
||||||||
℃ |
秒 |
℃ |
秒 |
℃ |
秒 |
質量% |
40℃ |
100℃ |
℃ |
℃ |
質量% |
||||
熱 処 理 油 |
1 種 |
1 号 |
480以上 |
5.0以下 |
− |
− |
− |
− |
1.5以下 |
1.5以下 |
30以下 |
− |
180以上 |
200以上 |
0.05以下 |
2 号 |
580以上 |
4.0以下 |
2.0以下 |
26以下 |
170以上 |
190以上 |
|||||||||
2 種 |
1 号 |
− |
− |
500以上 |
5.0以下 |
− |
20以下 |
200以上 |
220以上 |
0.1以下 |
|||||
2 号 |
− |
− |
600以上 |
6.0以下 |
35以下 |
250以上 |
280以上 |
||||||||
3 種 |
1 号 |
− |
− |
1.4以下 |
1.5以下 |
30以下 |
230以上 |
250以上 |
|||||||
2 号 |
50以下 |
280以上 |
310以上 |
(1) | 消防法(昭和23年 法律第186号) |
(2) | 毒物及び劇物取締法(昭和25年 法律第303号) |
(3) | 環境基本法(平成5年 法律第91号) |
(4) | 大気汚染防止法(昭和43年 法律第97号) |
(5) | 水質汚濁防止法(昭和45年 法律第138号) |
(6) | 下水道法(昭和33年 法律第79号) |
(7) | 廃棄物処理及び清掃に関する法律(昭和45年 法律第137号) |
(8) | 悪臭防止法 (昭和46年 法律第91号) |
(9) | 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律(昭和46年 法律第107号) |
(10) | 労働安全衛生法(昭和47年 法律第57号) |
(11) | 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(昭和48年 法律第117号) |
(12) | 特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 (平成11年 法律第86号) |
環境関連 |
・環境への取組み |
・工作油剤の分別の仕方 |
・塩素フリー関連情報 |
・ジエタノールアミン関連情報 |
法規制 |
・化審法/化管法の概況 |
・MSDS関連情報 |
・法規制と工作油剤 |
・GHS表示とPL表示の統一化 |
統計資料 |
・鉄鋼粗鋼生産 |
・自動車生産台数 |
・工作機械受注金額 |
・原油CIF |
What's工作油剤 |
JIS規格について |
全工油の活動について |
・全工油の活動 |
・理事会 |
・金融部会 |
・調査部会 |
・技術部会 |
・熱処理油部会 |
・企画部会 |
・情報部会 |
・離型剤部会 |
・研修会関連 |
特許公報 |
組合加入企業紹介 |
・組合員加入企業紹介 |
・経営者は語る |
全工油加入のご案内 |
全工油について |
・ごあいさつ |
・組合設立経緯 |
・組合概要 |
・関連団体 |
組合員専用情報 |