
| 今日、工作油剤を製造、販売する私たちが、最も真摯に考え、対応しなければならない課題は「工作油剤の環境への調和」です。この課題を克服することなしに、工作油剤の明るい将来を語ることはできません。そこで、全工油では「工作油剤の環境への調和」に対するアプローチの第一歩目として、3R‥Reduce(減らす)、Reuse(再使用する)、Recycle(再利用する)‥について考えてみました。これらの考え方はすでに実施されているものも多く、取り立てて新しいというものではないですが、環境を考える場合、原点に立ち返るという意味で重要であると考えます。 | |
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| 工作油剤において「減らす」には2つの意味が内在しています。「工作油剤の使用絶対量を減らす」と「工作油剤組成中の有害性の懸念される成分を減らす」です。前者は工作油剤の効果を最大限に引き出す適用方法を考える、ということであり、後者はPRTRに該当する物質、水質汚濁に係わる物質、環境ホルモンとみなされる物質、更にはダイオキシンとの係わりが心配される塩素系化合物等を積極的に排除していこうとするものです。 | |
| 機械等の場合は、一定期間使用の後にオーバーホールを行い、部品交換、清掃等を行って、新品同様に再生して、これを再使用することが行われますが、工作油剤についてもこのような考え方を導入しようとする動きもあります。「一定期間使用したら即廃棄にするのではなく、不要の夾雑物等を取り除き、不足する成分を補って、油剤のバランスを整え、再生して、継続使用する」という動きです。このような手法は、油剤生産者だけの努力では実施不可能ですが、使用者との協力の中で、十分に考慮されるべき考え方であると思います。 | |
| 従来、廃棄物といえば不要物として捨てる、処分するということでしたが、どのようなものにも更なる利用価値が残っているという考えの下、「再利用する」ということが考えられなければいけません。理想としては、「所定の手続きを経て元の原材料の状態に戻して、再度原料として用いる」ということですが、工作油剤のような複雑な混合物では、そのような処理は極めて困難です。ですから、寿命に至った工作油剤はきちんと分別回収して、燃料等に有効利用しなければいけません。
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